永冶建築研究所にてアルバイト中に開発したキャットタワー。
簡単に組み上げたり、たたむことができる。
組み合わせ方を工夫することでネコにとって隠れやすいところ、寝るところ、周囲を見渡せるところなど様々な居場所が生まれる。
居場所によってその場の状況と猫との関係でまだ見ぬ新たな場へと生まれ変わる。
地場産の合板を用い猫の爪痕、汚れや合板のエイジングによって将来交換したい際もデータとCNCがあれば簡単に復元・増やすこともできる。
現れては消えそしてまた新たな姿を見せる生活の中に溶け込むプロダクト。

初期案。猫科の動物は本来木に登って生活をしていたことに注目をしたデザイン。
加工・組み立て難易度の高さから断念した。

垂直に並んだいくつもの角柱から、猫の居場所=白い球体を引くことで導かれた形。

様々なスケールにてエスキスを行った。

形が決まった後、接合部の幅を0.04mm刻みで調整を行った。

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